仕事とプライベートのカレンダーを分けつつ、ダブルブッキングは防ぐ運用法
読了目安 約2分吉岡朝日(株式会社ASRISE)
💡 複数のGoogle/Outlookカレンダーの「予定あり」自動同期はタバカレ(無料プランあり)で試せます。
「全部1つのカレンダー」運用の気持ち悪さ
仕事の会議と歯医者の予約と子どもの行事が同じカレンダーに並ぶのが嫌で、仕事用と個人用を分けている人は多いはずです。分けること自体は健全です。情報の性質が違うものは、置き場所も分けたほうが管理しやすく、共有の事故も減ります。
問題は、分けた瞬間に「どちらのカレンダーも自分の本当の空き時間を知らない」状態になることです。
分けると空き時間が嘘をつく
仕事用カレンダーしか見ない同僚は、あなたの個人予定の時間帯を「空いている」と判断して会議を入れます。逆に、個人カレンダーだけ見て立てた家族の予定が、仕事の重要会議と重なることもあります。カレンダーを分けるほど、それぞれのカレンダーが示す空き時間は不正確になります。
「個人予定を仕事用に手で転記する」運用はここで生まれますが、転記は必ず漏れます。特に予定の変更・キャンセルへの追従が続きません。
解決策: 分けたまま「予定あり」ブロックで橋を架ける
カレンダーは分けたまま、片方に入った予定をもう片方へ「予定あり」という中身のないブロックとして自動作成する——これが分離と統合を両立する方法です。仕事用カレンダーには「予定あり 14:00〜15:00」だけが見え、それが歯医者なのか副業の打ち合わせなのかは一切わかりません。
タバカレはこの方式を自動化するサービスです。カレンダーごとに「他の予定をどう映すか」を選べるので、仕事用は「『予定あり』とだけ」、個人用は「すべて表示」(仕事の予定タイトルも見える)のような非対称な設定も可能です。具体的な設定の考え方は会社のカレンダーに個人の予定を知られずにブロックする方法で詳しく解説しています。
Googleカレンダーの公開範囲設定との違い
「Googleカレンダーの共有設定で『予定あり(詳細非表示)』にすれば良いのでは?」と思うかもしれません。それはカレンダーを他人に共有するときの見え方の設定で、同一アカウント内や共有相手には有効ですが、会社のWorkspaceアカウントと個人のGmailのようにアカウントもドメインもまたぐ場合には使えないことが多いのです(組織外共有が管理者によって制限されているため)。
「予定あり」ブロックを実体として書き込む方式は、共有設定に依存しません。会社側から見えるのは自分のカレンダー内の普通の予定なので、組織のポリシーとも衝突しにくい方法です。
まとめ
カレンダーを分けるのは正しい。ただし分けたら、空き時間の橋を自動で架ける仕組みをセットにする。これだけでダブルブッキングの不安なく、仕事と生活の情報をきれいに分離できます。タバカレはFreeプランでずっと無料で始められます。