会社のカレンダーに個人の予定を知られずにブロックする方法 — 「予定あり」だけ見せる運用

読了目安 約3吉岡朝日(株式会社ASRISE)

💡 複数のGoogle/Outlookカレンダーの「予定あり」自動同期はタバカレ(無料プランあり)で試せます。

会社カレンダーが「空いている」と会議は入ってくる

多くの会社では、会議の設定はカレンダーの空き状況を見て行われます。つまりあなたの会社カレンダーが空白なら、そこは「会議を入れて良い時間」として扱われます。実際には通院や家族の送迎、副業の打ち合わせが入っていても、会社カレンダーがそれを知らなければ守ってくれません。

かといって、個人の予定をそのまま会社カレンダーに書くのは抵抗があるはずです。「歯医者」「B社と定例」などのタイトルは、同僚や上司に見せたい情報ではありません。

この記事は「別アカウントの予定で、会社カレンダーの時間だけを自動で塞ぐ」方法の解説です。同一カレンダーを共有するときの公開範囲設定の手順はGoogleカレンダーの共有とプライバシー設定まとめ、カレンダーを分ける運用設計そのものは仕事とプライベートのカレンダーを分けつつダブルブッキングを防ぐ運用法をご覧ください。

手動「ブロック」運用の限界

よくある対処は、会社カレンダーに手動で「ブロック」「私用」という予定を作ることです。これは正しい方向ですが、運用でカバーするには限界があります。個人側の予定が動くたびに手動で追従する必要があり、更新を忘れた瞬間にダブルブッキングの温床になります。

予定が週に数件なら手動でも回りますが、複業・副業で複数のカレンダーを持つと、転記と更新の作業だけで毎週かなりの時間を失います。そして人間は必ず転記を忘れます。

自動で「予定あり」ブロックを作るという解決策

この問題の仕組み化が、カレンダー同期ツールによるBusyブロックの自動作成です。個人カレンダーに予定が入ると、数十秒後に会社カレンダーへ「予定あり」という予定が自動で作られ、元の予定を変更・削除すればブロックも追従します。

タバカレの場合、カレンダーごとに「他の予定をどう映すか」を3択(すべて表示/「予定あり」とだけ/映さない)で設定できます。会社カレンダーを「『予定あり』とだけ」にしておけば、会社側に渡るのはラベルと時間帯だけ。タイトル・詳細・場所・参加者は一切コピーされません。

個人カレンダー14:00 歯医者タバカレ予定を検知(数十秒)会社カレンダー14:00 予定あり 🔒副業カレンダー14:00 予定あり 🔒コピーされるのは時間だけ。タイトル・詳細・参加者は渡らない

← 横にスクロールできます →

図: 会社に渡るのは「予定あり」と時間だけ。中身はコピーされない

セキュリティ・情シス観点での注意

会社のGoogle WorkspaceやMicrosoft 365では、外部アプリのOAuth接続が管理者によって制限されている場合があります。その場合でも、カレンダーのICS限定公開URLでの読み取り接続や、自分自身の権限で動くGoogle Apps Script経由の接続など、会社側から外向きの通信だけで完結する方法があります(タバカレは両方に対応しています)。

いずれの方法でも「会社カレンダーの中身を外部に出す」のではなく「個人の予定の存在だけを会社カレンダーに知らせる」方向の情報の流れに設計できるかがポイントです。導入前に情シスへ説明する際も、この情報の流れを示すと話が通りやすくなります。

まとめ

個人の時間を守る最も確実な方法は、会社カレンダーの該当時間が「埋まっている」状態を自動で維持することです。中身は見せず、存在だけを伝える。タバカレはFreeプラン(2カレンダーまで無料)で試せるので、まず個人と会社のカレンダーを接続し、「『予定あり』とだけ」モードの動きを確かめてみてください。

この記事に関連する無料ツール

登録不要・ブラウザだけで使えます。

無料ツールをすべて見る →

関連記事

会社のカレンダーに個人の予定を知られずにブロックする方法 — 「予定あり」だけ見せる運用 | タバカレ