Googleカレンダーを複数アカウントで同期する3つの方法【2026年版】
2026-07-30 · 株式会社ASRISE
なぜ「複数カレンダーの同期」が必要になるのか
複業・副業やフリーランスとして複数の組織に関わると、Googleアカウントは自然と増えていきます。A社のWorkspaceアカウント、B社の業務委託用アカウント、そして個人のGmail。それぞれにカレンダーがあり、それぞれに予定が入ります。
問題は、どのカレンダーも「自分の本当の空き時間」を知らないことです。A社の同僚はあなたの個人予定が見えないため、空いていると思って会議を入れます。こうしてダブルブッキングが起き、調整コストと信頼の損失が発生します。
方法1: スマホのカレンダーアプリで「表示だけ」統合する
iPhoneやAndroidの標準カレンダーアプリ、またはGoogleカレンダーアプリには、複数アカウントを追加して予定を重ねて表示する機能があります。設定は簡単で、費用もかかりません。
ただしこれは「自分のスマホで見える」だけです。各カレンダーのデータ自体は分断されたままなので、A社の同僚から見たあなたの空き時間は変わらず間違っています。日程調整ツール(Googleカレンダーの空き時間確認など)も正しく機能しません。閲覧目的には十分ですが、ダブルブッキング防止にはなりません。
方法2: ICS(iCal)URLで相互に共有する
Googleカレンダーは「iCal形式の限定公開URL」を発行でき、これを別アカウントのカレンダーに「URLで追加」すると、他アカウントの予定を購読できます。無料で、会社の管理者権限も不要な場合が多い方法です。
弱点は2つあります。第一に、Googleの外部ICS購読は更新間隔が数時間〜最大24時間程度と長く、直前に入った予定が反映されないこと。第二に、購読はあくまで「表示」であり、相手側カレンダーの空き時間情報(free/busy)には反映されないことです。つまりこの方法でも、会議の自動調整やダブルブッキング防止は不完全です。
方法3: 同期ツールで「予定あり」ブロックを相互に書き込む
根本解決は、あるカレンダーに入った予定を、他のカレンダーに実体のある予定(いわゆるBusyブロック)として自動作成することです。これなら、どのアカウントから見ても空き時間が正しくなり、各社の日程調整もそのまま機能します。
タバカレはこの方式の日本語サービスです。予定の作成・変更・削除を数十秒で各カレンダーへ反映し、プライバシーモードではミラー先に「予定あり」というラベルだけを渡します(タイトルや詳細はコピーしません)。会社のセキュリティポリシーで外部連携が制限されている場合のために、ICS購読やGoogle Apps Script経由の接続にも対応しています。
まとめ: 目的別の選び方
「自分が見られれば良い」ならスマホの表示統合で十分です。「他の人からも空き時間が正しく見えてほしい」「ダブルブッキングを仕組みで防ぎたい」なら、Busyブロックを書き込む同期ツールが必要です。タバカレは1ヶ月無料で試せるので、まず自分のアカウントを2つ接続して、ミラーリングの動きを確かめてみてください。